杉並区令和8年4月からプラスチックの出し方が変更に|新しい分別方法を解説

令和8年4月から、東京都杉並区では100%プラスチック素材の製品も「資源プラスチック」として新たに回収されるようになります。本コラムでは、回収対象となるプラスチック製品の種類や正しい出し方について、分かりやすくまとめました。

また、「内蔵電池があるものはどう捨てればいいの?」「収集日はいつ?」といった、杉並区でよくある疑問にもお答えしています。

家庭の分別に迷ったときに役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

杉並区|令和8年4月から変わるごみの分別について

①100%プラスチック素材の資源回収がスタート

杉並区ではこれまで、お菓子の袋・トレー・ペットボトルのラベルやキャップなど、プラスチック製の容器や包装などの”プラスチック製容器包装”のみを収集してきました。

しかし、ごみの排出量削減・資源の有効活用のため令和8年4月から”プラスチックだけでできた製品”も「資源プラスチック」として回収することになりました。

②なぜ新たに回収を始めるの?

東京23区で出たごみは、最終的に東京港の最終処分場で埋め立て処分されます。しかし、この埋め立て地は約50年後には満杯になる見通しとされており、1人ひとりが出すごみを減らす取り組みが必要です。

現在、100%プラスチック素材は、可燃ごみとして収集・焼却後埋め立てという流れで所rいされていますが、回収方法を見直すことで埋め立て量の削減が期待できます。

令和8年4月以降に集められた資源プラスチックは、パレットやプランター、コークス(燃料)など身近な製品へリサイクルされます。

杉並区|令和8年4月から資源プラスチックの出し方

①収集対象となる品目

プラスチック製容器包装

  • 洗剤などのボトル類
  • カップ麺やゼリーなどのカップ類
  • お菓子の袋・包装フィルム類・ビニール類
  • 食品トレイ
  • 発泡スチロール・果物用ネット・プチプチ(緩衝材)
  • 卵などのパック類
  • ペットボトルのラベル・キャップ
  • 薬(錠剤)のシート

プラスチックだけで出来た製品

  • ハンガー
  • 食器(ストロー・フォーク・スプーンなど)
  • 保存容器(コンテナ・ジップロックなど)
  • 調理器具(軽量カップ・ボウルなど)
  • 歯ブラシ
  • 文房具(定規・クリアファイルなど)
  • CD/DVDケース
  • おもちゃ

②収集対象外の品目

  • におい・汚れの取れないもの:可燃ごみ
  • 在宅治療で使用したもの:可燃ごみ
  • リチウムイオン電池を内蔵したもの:不燃ごみ
  • プラスチック以外を含むもの:可燃ごみ
  • プラスチックだけで出来ているもののうち、一辺が30cmを超えているもの:粗大ごみ

出し方

週1回の収集日朝8時までに、蓋つき容器または中身の見える袋に入れて出してください。
また、小袋を大袋に入れると分別作業の妨げになるため袋を二重しない・ラベルやシールが剥がれないものはそのまま出してください。

杉並区のプラスチックの出し方に関するよくある質問

ハンディファンやワイヤレスイヤホンなど電池や金属が混ざっているものは、どう処分したらいいですか?

電池や金属を内蔵した製品は、「不燃ごみ」として出してください。不燃ごみの処分方法は、杉並区ホームページより確認してください。(参考:https://www.city.suginami.tokyo.jp/s104/717.html)

プラスチックでできていますが、衣装ケースなど大きいものも捨てられますか?

いいえ。プラスチックだけでできている場合でも、一辺の大きさが30cmを超えているものは「粗大ごみ」として出してください。杉並区の粗大ごみ収集は事前申込(有料)となっています。

まとめ

ここまで杉並区で令和8年4月より始まる「資源プラスチック」の新しい分別ルールについて紹介しました。

これまで100%プラスチック製品は可燃ごみとして焼却し、最終的に埋め立て処分されていました。
しかし、焼却時には地球温暖化の原因となるCO2が発生し、さらに東京都の埋め立て処分場の圧迫にもつながります。

こうした課題を解消し、資源の循環とごみの減量を進めるため今回回収方法の見直しが行われています。回収されたパレットや擬木など身近な製品として再生されますが、実は正しく分別されていないもの・汚れがひどいものが全体の約10%を占めているとされています。特に小型家電やリチウムイオン電池内蔵製品など資源プラスチックの対象外製品を混ぜないことが重要です。これらは火災のリスクがあるため、杉並区のルールに合った方法で正しく排出することが必要です。

不用品回収総合相談窓口のキャプチャ

また、杉並区のオフィス・飲食店・工場・学校など事業活動により発生するプラスチックは、家庭から出る場合のようにごみ集積所へ出すことはできません。
事業系廃棄物は、排出事業者責任に則り適切に処分する必要があるため、東京都・杉並区から許可を受けた廃棄物処理業者への処理委託を行いましょう。

もし「どこの業者へ依頼すればいいか分からない」「他にも処分したい廃棄物がある」という場合は東京都・杉並区の廃棄物処理業者を紹介・検索可能なマッチングサイト『不用品回収総合相談窓口』までお問合せください。

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この記事を書いた人

長野
長野ライター
廃棄物処理業界に携わって20年以上。これまでに3,000件を超える現場対応・相談実績を持つ。
不用品回収・粗大ごみ・産業廃棄物処理に精通し、現場対応から法令まで幅広く理解しており、現在は、各種許可を保有する信頼性の高い業者を紹介するマッチングサイト「不用品回収総合相談窓口」の代表として活動。適正な回収サービスの普及と、業界の健全化を目指して運営を行っている。

ライターとしては、これまで不用品回収・産業廃棄物・粗大ごみ関連の専門記事を100本以上執筆。実務経験をもとに、正確かつ実用性の高い情報発信を心がけている。