今すぐ捨てたい!家庭用デスク・オフィスデスクの処分方法

家庭で不要になった勉強机やリモートワークで使っていたパソコンデスク、事務所で長年使用していたオフィスデスクやスチールデスク――「どうやって処分すればいいの?」と悩んだことはありませんか?

ここでは、家庭用と事業用のデスクの処分方法・処理にかかる料金の目安、注意すべきポイントを詳しく解説します。

「デスクって何ゴミで捨てるの?」
「重くて自分で運び出せない...どうすればいい?」
「綺麗だから、捨てるのは勿体ない」

そんな疑問を解決し、正しい処分方法を理解して適切に対応できるようになる記事です。ぜひ最後までご覧ください!

デスクの種類や材質

机の種類には、形状や用途により様々な種類があります。オフィス用から家庭用まで幅広く、代表的なものを以下にまとめました。

  • パソコンデスク
    コンパクトでキーボードやモニターを置きやすく、リモートワーク・在宅勤務で人気
  • 学習机(勉強机)
    子供用の学習スペースに適した机。収納付きや本棚付きのものが多い。
  • 片袖机
    片側に引き出しがあるオフィス用デスク。
  • 両袖机
    両側に収納がある大型デスク。
  • 昇降デスク
    高さを調整できるデスク。
  • 平机
    引き出しがないシンプルな机。
  • L字デスク
    L字型で広い作業スペースを確保できるデスク。
  • コーナーデスク
    部屋の角に設置できる省スペースなデスク。

デスクには、木製・スチール製、ガラス天板+金属フレーム、プラスチック製のものなど様々な材質のものがあります。

家庭から出るデスクの処分方法

家庭から出るデスクの場合、一般的に「粗大ごみ」として処分することができます。粗大ごみは有料で事前に申込が必要となることが殆どです。お住まいの地域により処分にかかる手順や料金は異なるため、ウェブサイトなどを事前に確認することをおすすめします。

◎粗大ごみの基本的な捨て方

粗大ごみは「自治体による収集」と「清掃工場や処理施設への持ち込み」のいずれかで処分できます。ただし、持ち込みが可能かどうかは地域によって異なるため、事前確認が必要です。

①申し込み

多くの自治体では、粗大ごみの処分には事前申込が必要です。
申し込み方法は、電話やインターネット・FAX・LINEなど自治体によってさまざまです。
また、清掃工場や処理施設への持ち込みを受け付けている場合もあるため、自治体のホームページで確認しましょう。

②処理手数料のお支払い

申し込み時に案内された金額分の粗大ごみ処理券を、コンビニやスーパーなどの取扱店で購入します。
地域によっては処理券以外の支払い方法が定められている場合もありますので、必ず事前に確認してください。

③ごみの排出

指定の収集日または持込日に、処理券を貼りつけた粗大ごみを排出します。家庭で使用していたデスクの場合は、粗大ごみとして比較的安価に処分できますが、収集日まで2~3週間待つこともあるため、急な引っ越しや買い替えには不便な場合があります

そんなときは、別の方法も検討してみましょう。粗大ごみ以外にも処分方法の選択肢があります。

①リサイクルショップに持ち込み処分する

リサイクルショップでは中古品を売買するお店です。まだ使用できるような綺麗な机である場合は、リサイクルショップを利用した処分を検討してみても良いかもしれません。

リサイクルショップのメリット

  • 処分費用がかからない、場合によっては買い取りしてもらえる
  • 即日処分ができる
  • 環境に優しい

リサイクルショップのデメリット

  • 傷や汚れ、古いものは買い取り対象外となる場合がある
  • 自分で持ち込む必要があり、車や人手が必要
  • 買取価格は期待できない場合がある

②寄付をする

状態が良いもの、サイズや材質の条件を満たしている場合寄付ができる場合があります。寄付先は、学校や福祉施設、NPO法人、海外支援団体などがあり再利用されることで社会貢献や環境保護に繋がります。
処分費用がかからない場合もありますが、送料や搬出にかかる費用は寄付者負担になるケースが殆どです。
事前に、寄付できるかどうか・受け入れ条件などを確認することが重要です。

③フリマアプリ・オークションで売却する

メルカリやラクマなどのフリマアプリ、ヤフオクなどのオークションサイトを利用して不要になったデスクを処分することができます。
状態が良いものであれば、処分費用をかけずに現金化できる可能性がありますが、大型なものであれば配送や梱包の手間がかかるため利用する際は他の方法と比較検討しましょう。

フリマアプリ・オークションのメリット

  • スマートフォンやパソコンから簡単に出品できる
  • 処分費用がかからず、売却により収入になる
  • リユースで環境に優しい

フリマアプリ・オークションのデメリット

  • 梱包や発送の手間が大きい
  • 売れるまで時間かかかる
  • 送料負担が高額になる場合がある

④不用品回収業者を利用する

不用品回収業者はその名の通り、家庭や企業から出る不用品を回収・処分する業者のことです。他の処分方法と比べると、収集日まで待つことや搬出作業も必要ありません。業者によっては、即日対応や時間指定が可能な場合もあるためデスクの大量処分や搬出が難しい大型デスクの場合も簡単に処分することができます。

不用品回収業者のメリット

  • 即日対応が可能
  • 搬出作業から任せられる
  • 大型・重量のあるデスクも対応

不用品回収業者のデメリット

  • 費用がかかる
  • 業者の選定が大変

不用品回収業者を利用するときは「違法業者」に注意しましょう!

不用品回収業者の中には必要な許可を持たない無許可業者や適切な処理を行わない違法業者、不当請求やぼったくりを行う悪徳業者もいます。

違法業者によるトラブルを回避するためにも、必ず必要な許可を持っていることを確認し適切な処分を行いましょう。

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合わせて知りたい!デスクマットの処分方法

デスクの傷・汚れを防止するためによく使用されるのが「デスクマット」です。デスクと一緒に処分する方が多いのではないでしょうか?しかし、一見どのように処分すればいいの?と悩んでしまいますよね。

多くの自治体では、デスクマットを「燃えるごみ(可燃ごみ)」として分類しています。ただし、大きさによっては「粗大ごみ」にあたる場合もあるのでお住まいの地域の分別ルールを確認しましょう。

事業所から出るデスクの処分方法

オフィスや店舗など事業所から出るデスクは、家庭用とは異なり「事業系ごみ」として扱われます。
そのため、自治体の粗大ごみ回収では処分できず、産業廃棄物処理業者への委託が必要です。廃棄物処理法に基づき、事業者は適正処理を行う義務があります。無許可業者への依頼は法令違反となるため、必ず許可を持つ業者を選びましょう。
ここでは、事業所からデスクを処分する際の方法、費用の目安、注意点を詳しく解説します。

産業廃棄物の処分について

排出事業者の処理責任とは?

排出事業者は、廃掃法により発生した産業廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならないことが定められています。
ただし、自ら処理することができない場合は都道府県知事より許可を受けた産業廃棄物処理業者へ処理を委託して処分する方法があります。

また、産業廃棄物の処理を委託する場合、最終処分が終了するまでの一連の処理が適正に行われるように必要な措置を講じるよう努めることも定められています。

事業者自ら産業廃棄物を処理する場合について

廃掃法第12条第1項により、自ら処理する場合は法令で定められた産業廃棄物処理基準に従って処理しなければなりません。

処理業者に委託する場合について

廃掃法第12条第5項・第6項により、委託して処理する場合は法令で定められた産業廃棄物委託基準に従って処理しなければなりません。

その場合、産業廃棄物収集運搬業及び処分業の許可証の写しの提出を求め書面出契約を締結する必要があります。

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家庭用デスク・オフィスデスクの処分方法のまとめ

ここまで家庭用デスク・オフィスデスクの処分方法についてまとめてきました。
改めてポイントを確認しましょう。

  • 家庭用デスクは「粗大ごみ」として捨てられる!
  • 大量のデスクや他の不用品もまとめた処分なら「不用品回収業者」がおすすめ!
  • 事業者から出るオフィスデスクなどの処分は「産業廃棄物処理業者」へ処理委託しよう!
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この記事を書いた人

長野
長野ライター
廃棄物処理業界に携わって20年以上。これまでに3,000件を超える現場対応・相談実績を持つ。
不用品回収・粗大ごみ・産業廃棄物処理に精通し、現場対応から法令まで幅広く理解しており、現在は、各種許可を保有する信頼性の高い業者を紹介するマッチングサイト「不用品回収総合相談窓口」の代表として活動。適正な回収サービスの普及と、業界の健全化を目指して運営を行っている。

ライターとしては、これまで不用品回収・産業廃棄物・粗大ごみ関連の専門記事を100本以上執筆。実務経験をもとに、正確かつ実用性の高い情報発信を心がけている。