2026年1月から変更へ!知っておきたい静岡市の電池類の捨て方

スマートフォン、ワイヤレスイヤホン、電動歯ブラシ、モバイルバッテリー。私たちの生活は今や、電池類(バッテリー)を搭載した製品で溢れています。これらの製品は生活を便利にしてくれる一方で、「使い終わった後の処分方法が分からない」「どのゴミとして出せばいいの?」と頭を悩ませるものの筆頭でもあります。

特に近年、電池類の処分を巡る問題が深刻化しています。全国の自治体では、収集された電池類が原因となる火災や爆発事故が急増しており、清掃車や処理施設への被害が相次いでいます。また、電車や旅客機内でのリチウムイオン電池の発火事故のニュースを目にすることも増え、その危険性は社会的な課題となっています。

こうした背景から、静岡市でも、皆様の安全確保と環境保全のため、電池類の収集・処分方法が大きく見直され、2026年1月から新たなルールがスタートします。

便利で身近な存在だからこそ、その正しい捨て方を正しく理解している人はまだまだ少ないのが現状です。このコラムでは、静岡市民の皆様が知っておくべき2026年1月からの新しい電池類の捨て方を、火災・発火事故を防ぐための具体的な方法とあわせて、分かりやすく解説していきます。

この記事を読んでわかること

  • 静岡市のごみの出し方の変更点
  • 令和8年1月からの電池類の捨て方
  • 令和8年4月からの電池類の捨て方
  • 安全!絶縁処理の方法

2026年1月から変更!静岡市の電池類の捨て方が変わります。

充電式電池(リチウムイオン・ニカド・ニッケル水素)

充電式電池が使用されている製品として、モバイルバッテリーや携帯電話・スマートフォン、携帯音楽プレーヤー、デジタルカメラ、ワイヤレスイヤホン、小型扇風機(ハンディファン)などがあります。

●変更前【2025年12月まで】

原則として静岡市での収集は不可となっています。電池の状態により、いずれかの方法で処分しましょう。

膨張・破損がなく、リサイクルマークがついた電池一般社団法人JBRCの協力店へ持ち込む
電化製品から取り外しできないもの静岡市で不燃・粗大ごみとして収集対象
充電式電池にリサイクルマークがついていないもの
膨張・破損しているもの

●変更後【2026年1月まで】

不燃・粗大ごみとして収集対象となります。

  • 電池の取り外せない家電:本体ごと不燃・粗大ごみとして収集
    • 袋に入る小さなもの⇒中身が見える袋に入れて「充電池」「不用」「氏名」を記載
    • 袋に入る大きなもの⇒本体に「充電池」「不用」「氏名」を記載
  • 集積所収集区域(安倍6地区):申込不要
    • 袋に入る小さなもの⇒中身が見える袋にまとめ「充電池」と記載
    • 袋に入らない大きなもの:本体に「充電池」と記載
  • 破損・膨張がなくリサイクルマークがあるもの:従来通り一般社団法人JBRC協力店でも回収可(参考:協力店検索

乾電池(アルカリ・マンガン)、ボタン電池・コイン電池

乾電池・ボタン電池・コイン電池は、リモコンや腕時計、電卓、小型のおもちゃなどに使用されています。

●変更前【2025年12月まで】(※ボタン・コイン電池の型式番号が「BR」または「CR」も含む)

中身が見える袋に入れて、不燃・粗大ごみの収集日に出す。しかし、戸別収集区域は単体での申込ができないため他のものと一緒に申込が必要です。

  • ボタン・コイン電池の型式番号が「LR」「SR」「PR」のいずれか:静岡市では収集は不可となっているため、ボタン電池回収協力店へ持ち込みましょう。

●変更後【2026年1月まで】

不燃・粗大ごみとして収集対象となるため、中身が見える袋に入れて「電池入り」と表示したうえで出しましょう。

  • ボタン・コイン電池の型式番号が「LR」「SR」「PR」のいずれか:ボタン電池回収協力店でも回収可能

自動車用バッテリー(鉛蓄電池)

鉛蓄電池は、2026年1月以降も静岡市では収集不可です。販売店舗やメーカーに相談しましょう。

知っておきたい基本知識!静岡市の不燃ごみ・粗大ごみの出し方

静岡市では、お住まいの地域ごとに月1回、不燃ごみ・粗大ごみの収集を行っています。収集方法は「戸別収集」または「集積所収集」です。

葵区(安倍6地区を除く)、駿河区、清水区に在住の方

ご自宅の敷地まで収集に伺う「戸別収集(要申込)」となります。

申込期限:収集日の1週間前まで

  • 申込期限:収集日の1週間前まで
  • 収集可能数:1回につき7点まで(指定袋1袋=1点)
  • 排出方法:1点ごとに「氏名」と「不用」を表示して出してください。

葵区の安倍6地区に在住の方

申込不要の集積所収集となります。

収集の申し込み方法

申込は「電話」または「インターネット」からできますが、以下の場合は電話からの申し込みとなります。

  • 今まで不燃・粗大ごみの申し込みをしたことがない場合
  • 以前申し込みをしたことがあるが、住所変更をした場合
  • 充電式電池の取り外しが困難な電化製品を申し込んだ場合
  • インターネットから申し込みができない品目の場合

方法①:電話での申込

  • 電話番号:0120-532-471
  • 受付時間:月~金・祝日 9時~19時まで

方法②:インターネットでの申込※二回目以降

TEL:0120-538-539
メールでのお問合せはこちら

合わせて知りたい!2026年4月からの変更点とは?

乾電池・ボタン電池・コイン電池などの使い切り電池は、令和8年4月より「使用済小型家電回収BOX」でも回収することが決まっています。

使用済小型家電回収BOXの回収時手順

①絶縁処理をする
絶縁処理のやり方】
セロテープ・ビニールテープ、ガムテープ、絶縁テープなどを用いて、端子部分をしっかりと覆いましょう。通電部分が露出しないようにすることが重要です。
紙製テープは、収集時にはがれやすいため、使用を避けるのが好ましいです。
②中身が見える袋にまとめる
 
③ボックスに投入する
充電式電池や使用済小型家電回収対象以外の電池内蔵製品を入れないようにしましょう。
設置場所は、区役所や生涯学習センター、図書館など市内に複数あります。(参考:資源回収拠点マップ

静岡市の電池類の廃棄方法に関するよくある質問

令和8年1月から使用済電池類の処分方法のなにが変わるの?

静岡市では、これまで収集対象でなかった「充電式電池」と「一部型式のボタン電池・コイン電池」を全て不燃・粗大ごみとして収集するように変更となります。従来通り、JBRC協力店やボタン電池回収協力店舗に持ち込むことができる製品もありますので、詳細は静岡市ホームページを確認してください。

令和8年4月からの変更点は?

2026年4月より、使い切り電池(乾電池・ボタン電池・コイン電池)を使用済小型家電回収BOXでも回収が始まります。

【静岡市】電池類の最新処分方法のまとめ

ここまで本コラムでは、静岡県静岡市で変更となる電池類の処分方法についてまとめました。モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン、ハンディファン、コードレス掃除機などに搭載されているリチウムイオン電池は便利ですが、強い衝撃や圧力が加わると発火や発煙の危険があります。これらを他のごみと一緒に捨ててしまうと、収集車や焼却施設で火災や爆発を引き起こし、施設の稼働停止やごみ収集の中断といった重大な影響につながります。

  • 充電式電池・乾電池・ボタン電池・コイン電池は「不燃・粗大ごみ」として令和8年1月より収集される
  • 令和8年4月より、ボタン電池・コイン電池・乾電池を「使用済小型家電回収BOX」でも回収

また、静岡市内で事業活動を行う団体やオフィスで不要となったリチウムイオン電池を含んだパソコンやタブレット、大量にモバイルバッテリーがあるとき、他にも不用品が複数あり処分を検討中の方などにおすすめなのが『不用品回収総合相談窓口』です。

当サイトでは、不用品回収業者や産業廃棄物処理業者の中から許可をもつ業者の情報を掲載しており、不用品に関する相談やお問合せを受け付けしております。『オフィスにある壊れたデスクを捨てたい』『どの業者に依頼すればよい?」などご不明点等ありましたら、お気軽にお電話(0120-538-539)またはお問合せフォームよりご連絡ください。

不用品回収総合相談窓口のキャプチャ
  • 不用品回収総合相談窓口では許可業者のみを掲載中!

お見積り・ご相談は無料です0120-538-539受付時間 平日9:00-17:00

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この記事を書いた人

長野
長野ライター
廃棄物処理業界に携わって20年以上。これまでに3,000件を超える現場対応・相談実績を持つ。
不用品回収・粗大ごみ・産業廃棄物処理に精通し、現場対応から法令まで幅広く理解しており、現在は、各種許可を保有する信頼性の高い業者を紹介するマッチングサイト「不用品回収総合相談窓口」の代表として活動。適正な回収サービスの普及と、業界の健全化を目指して運営を行っている。

ライターとしては、これまで不用品回収・産業廃棄物・粗大ごみ関連の専門記事を100本以上執筆。実務経験をもとに、正確かつ実用性の高い情報発信を心がけている。