黒部市|令和8年4月からリチウムイオン電池類の回収を開始

小型かつ軽量、長寿命で繰り返し使用できる蓄電池のひとつが「リチウムイオン電池」です。スマートフォンやノートパソコン・コードレス家電など、私たちの身の回りの製品に多く使用されています。
便利である一方、近年ではリチウムイオン電池類を原因とする発火事故が増加しており、2025年には全国で約1,300件と過去最多を記録しています。
富山県黒部市ではこうした火災リスクへの対策として、令和8年4月1日から「リチウムイオン電池類」および「取り外し可能なバッテリー」を「金属・ガラス・粗大ごみ」の日に回収しています。これまで販売店・宮沢清掃センターで回収していたリチウムイオン電池類をより捨てやすくなりました。
本記事では、黒部市におけるリチウムイオン電池類の回収対象や正しい出し方について、最新情報をもとに分かりやすく解説します。あわせて「膨張したモバイルバッテリーの捨て方」「絶縁処理のやり方」といったよくある疑問についてもご紹介しますので、是非参考にしてください。
なお、黒部市内の企業や飲食店、学校などの事業活動によって発生したごみは家庭ごみステーションで処分することはできません。これらは「事業系ごみ」として、廃棄物処理法に基づき事業者自らの責任で適切に処理する必要があります。
「会社で使っていたタブレットとパソコンを処分したい」「鉛蓄電池やポータブル電源の処分方法に困っている」という場合は『不用品回収総合相談窓口』までお問合せください。
目次
リチウムイオン電池類を正しく処分すべき理由とは?
リチウムイオン電池は便利である一方で、誤った方法で処分すると発火や発煙などの重大な事故につながる可能性があります。
実際に宮沢清掃センターでは、令和2年からの1年間で合計258回のもの消化作業を行っており、その多くがリチウムイオン電池の混入によるものとされています。
リチウムイオン電池は衝撃や圧力、端子同士が接触(ショート)によって発熱・発火の危険性があります。
このような電池がごみが混入すると、処理施設の稼働停止や収集遅延など私たちの生活にも大きな影響を及ぼすおそれがあります。
また近年では、ごみ処理の現場だけでなく、電車内での火災事故や航空機内での発火事例も報告されています。こうしたリスクを受けて、航空機へのモバイルバッテリーなどの持ち込みについても、2026年4月より1人2個まで(160Wh以下)と規制が強化されるなど、社会全体で安全対策が進められています。
さらに、リチウムイオン電池にはリチウムやコバルトなどの貴重な資源が含まれており、適切に回収・リサイクルすることで資源の有効活用にもつながります。
黒部市にお住まいの皆さまは、令和8年4月1日から始まったリチウムイオン電池類の回収制度を利用して適切な処分を行うことが重要です。
【最新】黒部市リチウムイオン電池類の処分方法
◇回収対象の電池の種類
以下にあげるものは、「金属・ガラス・粗大ごみ」の収集日に出すことが可能です。
- リチウムイオン電池類
- モバイルバッテリー
- ビデオカメラや電動自転車など、本体から取り外しできるバッテリー
◇回収対象外の電池類
以下にあげるものは、「金属・ガラス・粗大ごみ」の収集日に出せません。
- 鉛蓄電池・ポータブル電源
- スマートフォン
- 電動シェーバー
- ハンディファン
- 電子たばこ
- ボタン電池(型番:LR、SR、PR)
◇電池類・バッテリーの捨て方
リチウムイオン電池類・取り外し可能なバッテリーは、以下2つの方法で処分可能です。
①宮沢清掃センターや販売店へ持ち込む
- 充電式電池:宮沢清掃センターや販売店にある回収ボックスへ入れる
- 取り外しできるバッテリー:宮沢清掃センターの窓口回収ボックスへ入れる
②【令和8年4月1日~】金属・ガラス・粗大ごみの日に出す
充電式電池、取り外しできるバッテリー(膨らんだものも含む)は、端子部分を絶縁処理したうえで「リチウム」と明記したレジ袋に入れて「金属・ガラス・粗大ごみ」の日に出してください。
◇電池一体型製品の捨て方
リチウムイオン電池類が使用されているが、電池の取り外しができない「電池一体型製品」は、黒部市常設資源回収所(新川リサイクルセンター前)へ持ち込んでください。
①対象製品の例
- 電動シェーバー
- ハンディファン
- 電子たばこ
- スマートフォン
- タブレット
- パソコン
②回収場所
黒部市常設資源回収所(新川リサイクルセンター前):黒部市荒俣487-1
③開設日時
月~金:8時から17時
土・日・祝:8時から12時
よくある質問
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絶縁処理のやり方は?
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リチウムイオン電池やモバイルバッテリーの端子部分(+極・-極)をビニールテープや絶縁テープで覆い、絶縁処理しましょう。
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スプレー缶やライターなどの捨て方は?
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リチウムイオン電池類・モバイルバッテリーの他にも、爆発や火災の原因となるスプレー缶、ガスボンベなどが混入していた事例があります。
処分する際は、中身を使い切り屋外で穴を開けて、スプレー缶・ライターごとに袋分けて(リチウムイオン電池類とも分ける)透明な袋に内容物を記載して出してください。
まとめ
ここまで富山県黒部市のリチウムイオン電池類の処分方法について解説いたしました。
近年、リチウムイオン電池類による発火は大きな問題となっています。黒部市にお住まいの方は、本コラムを参考に正しい排出を行ってください。

そして、黒部市の事業者の方で「学校にある壊れたパソコンやタブレットを処分したい」「富山県の産業廃棄物処理業者を紹介して欲しい」などお困りの場合は業者紹介マッチングサイトの『不用品回収総合相談窓口』までお気軽にご相談ください。
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廃棄物処理業界に携わって20年以上。これまでに3,000件を超える現場対応・相談実績を持つ。
不用品回収・粗大ごみ・産業廃棄物処理に精通し、現場対応から法令まで幅広く理解しており、現在は、各種許可を保有する信頼性の高い業者を紹介するマッチングサイト「不用品回収総合相談窓口」の代表として活動。適正な回収サービスの普及と、業界の健全化を目指して運営を行っている。
ライターとしては、これまで不用品回収・産業廃棄物・粗大ごみ関連の専門記事を100本以上執筆。実務経験をもとに、正確かつ実用性の高い情報発信を心がけている。
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